子どもたちはよく、からだのいろんなところをぶつけて保健室にやってきます。そこで患部を冷やすため、自分のハンカチで保冷剤を包むようにと「ハンカチ持ってる?」と聞くことがあります。すると、ハンカチを持ってきていない場合があるのです。ポケットにハンカチが入っていないと、手を拭けないし不便なことが多いのではないかと、『ほけんだより』の 9 月号にハンカチのことを書きました。どうしてハンカチを持っているのがいいかを考えられる子どもたちになって欲しいというメッセージです。

 

『ほけんだより』を作るときは、「よし、これを題材に書いてみよう!」とパッと閃くときと、なかなか伝えたいことがまとまらず、悩み続けるときがあります。毎日の子どもたちとの関わりの中で、子どもたちの様子を知り、気になることや大切だと思うことを心にとめて、記録しておこうと思っています。

  12 月号は、風邪やインフルエンザが流行るこの季節に、咳やくしゃみを題材にしました。興味を持って読んでもらえると嬉しいです。

 

  養護教諭 達富 富美