3年生は、4月より読書の時間の一部を利用して、暗唱に取り組んでいます。週1回の読書の時間の前半10分から15分間を使い、いろいろな有名なことばの暗唱をしてきました。例えば、4月、5月には「春の七草」「秋の七草」「十二支」「五行」「十干」などを練習しました。

子ども達は、前期終了までに全部で14個の暗唱にチャレンジしました。今まで取り組んだ暗唱について子ども達に尋ねると、覚えるのが難しかったのは、「雨ニモマケズ」と「十二ヶ月」の二つだそうです。子ども達は、教室で暗唱を習ったあと、3階の図書室に移動します。図書室では、暗唱合格を目指してテストを受けます。

間違えずに言うことができた子どもには合格のシールが渡されます。このシールを暗唱表の自分の名前のところに貼り付けます。こうして前期分の暗唱14個のすべてに合格した子ども達には、「暗唱名人賞」が贈られるのです。

後期からは、前期分の14個以外に「偶成」「静夜思」「春望」「論語」「孫子」「五輪書」の暗唱が始まりました。これら6個の暗唱と前期分14個をあわせた20個すべてに合格できた子ども達には、「暗唱達人賞」を贈ります。

3年生終了までに、何人の子ども達が暗唱達人賞を勝ち取るのかとても楽しみです。

                                                                   3年 読書担当 藤島 太助