12月1日、京都府私立小学校連合会 人権教育研修会が本校講堂で行われました。

例年は各校から全教員が集い行われますが、今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から代表者のみが参加しました。

『新型コロナウイルス感染症と人権』と題して講演してくださったのは京都府医師会の松井道宣会長です。松井様は、本校卒業生であり、また本校卒業生保護者の会であるミカエルの会の会長です。

 

医師として、新型コロナウイルス感染症について、感染状況や感染防止策などわかりやすく解説してくださいました。そして、この感染症と人権についてもお話しくださいました。感染した患者さんや家族、外国人の方をはじめ感染多発地域から来る人、また医療関係者への誹謗中傷や「自粛警察」といった現象も起こっています。未知の感染症への不安と恐怖があるために、差別や偏見が起こってしまうとのことでした。

新型コロナウイルスについて、正しく理解し、正しく向き合うことが大切だとお話しくださいました。本校でも、この研修会で学んだことを生かし、子ども達に適切に指導してまいります。