6月24日、今年度初めて全校児童が一斉に登校しました。

6月に入って、新型コロナウイルスの感染拡大に気をつけながら段階的に分散登校を行ってきましたが、ついに全校一斉登校の日を迎えました。

朝、元気に登校してきた子ども達は、込み合わないように先生の指示に従ってきちんと並んで、上靴に履き替えます。

 

階段を上る時に、前を歩く1年生との間が密にならないように、踊り場で距離を調整するさりげない気遣いは、さすが上級生です。教室に入る前の手洗いの習慣もこの3週間ですっかり身につきました。

 

教室では指示がなくても、皆静かに読書をしながら、チャイムが鳴るのを待っています。
朝は恒例のEnglish Morning Timeから始まりました。英語の先生達の作った動画を静かに見ました。

 

 

全校テレビ放送で共に朝の祈りをささげ、校長先生のお話を聞きました。

 

やはり、クラス全員が集うと静かにしていても活気が感じられます。子ども達もうれしそうな表情で授業を受けていました。

 

 

 

本校では高学年になると、習熟度別に算数の授業を行っています。別のクラスの子ども達が一緒に授業を受ける場面でも、換気に気を配り、距離を取るようにしています。

 

本校では毎年、1年生と6年生がパートナーを組んで仲良くしています。4月以来、早く会いたかったパートナーと、ごく短い時間でしたが、対面することができました。握手もハイタッチも禁止でしたが、6年生のお兄さん、お姉さんが去っていく時には、1年生は一生懸命手を振っていました。

 

 

休み時間は2学年だけが外で遊ぶことができ、それ以外の学年は教室で静かにすごしています。外で遊んだ学年は、ちゃんと手洗いをしてから教室に戻りました。

 

 

給食は、個別の容器にあらかじめ詰めたお弁当形式です。飛沫や接触を避けるために給仕当番はなしです。子ども達はルールを守って黙々と食べていました。また、食事が終わると、テラスで一方通行で自分の容器を片付けました。

 

 

以前と同じ「日常」に戻ったわけではありませんが、全校一斉登校は嬉しい一日となりました。
子ども達を学校に迎えられることに感謝し、安全な学校生活が送れるようこれからも感染予防に配慮してまいります。