11月24日は、1(い)1(い)24(にほんしょく)という語呂合わせから「和食の日」と制定されています。本校でも和食を中心とした給食を作っています。
 和食にとって大切なだしを使う時は朝一番から昆布をつけ、だしのうまみを最大限いかせるよう努力しています。本校では北海道産の真昆布とかつお節・宗田節でだしを取ります。だしの種類や濃さもメニューによってそれぞれ変えています。味覚を育てる大事な時期に食材本来の味やだしのうまみを感じてもらいたいです。
*だしをとっているところです。

 

 今年度から給食でも和食メニューの時に季節を感じてもらえるよう、行事食や季節の野菜、魚料理を以前より多く取り入れています。魚は煮る、焼く、蒸し焼き、揚げなど様々な調理法を取り入れ、子ども達が食べやすいよう工夫しています。

*11月の献立ででてきたアジのごま焼きを作る工程をご紹介いたします。

  • 調味液にアジを漬けこみます

  • 一時間ほど寝かせてから、鉄板にアジを並べていきます。

  • 上からごまをふりかけます。全校児童分焼いていくので、大きなスチームコンベクションを使います。

  • 焼き上がり温度を測って完成です!

11月20日の給食です。(ご飯・アジのごま焼き・高野豆腐の含め煮・かぼちゃの味噌汁・ミルク)

 日本人の生活習慣や心を込めたおもてなし、自然を尊重する心などを含め和食と呼ばれるそうで、ユネスコ無形文化遺産にも選ばれています。そんな “日本食”を目で見て、口で感じ体験して欲しいと思います。