今日は5年生の山の家学習でした。

5年生は古代人に学ぶシリーズ第2弾(第1弾は、竹の食器づくりと「うしお汁」でした)で、
火起こし体験と〇〇〇作りをしました。

火起こしと言えば、木の棒を高速回転させて発火させる方法もあれば、
火打ち石で火花を飛ばす方法もあります。

今回は後者のやり方です。
火打ち金と石をこすり合わせて、麻ひもを細かく砕いて繊維状に取り出したものに火花を飛ばします。
うまく引火すれば、そこに息を吹きかけて、炎を大きくして・・・。

この方法・・・難しい!本当に難しい・・・!
火花は飛ぶのですが、それがなかなか麻ひもに引火せず・・・。
 
どうしてもつかないので、眼鏡で太陽の光を集め出す子もいました(かしこい!)。

結局、最終的には「マッチ」という文明の利器を使って着火させ、火を大きくしていくことになりました。

さてさて、その火で焼いたものは・・・。
ぷくっと表面に焦げ目がついたら食べごろの、「ちくわ」です。
焼きたてのちくわの味は最高で、みんな嬉しそうにかじりついていました。
 
「火」は人間が最初に産み出した文明。
こんなにも食を豊かにさせるものなのかと、改めて感じる一日になりました。