「…走らないで来て下さい」という校内放送が聞こえる中、ばたばたと急ぎ足で階段を上っていく音が絶えません。足音の行き先は、図書館です。お目当ては、お話読み聞かせで、今日の出し物は『にんじゃにんじゅろう』(舟崎克彦 作 飯野和好 絵/学習研究社)です。

 

 

  演ずるは、父母の会図書サークルの有志でつくられる「お話を聞く会」のお母様方で、子ども達に大人気です。いい席をとるため、階段を急ぎ足で駆け上がる子ども達の気持ちもわかります。

 

 

人気の秘密は、語りのうまさに加え、本物や手作りの衣装・道具がかもし出す雰囲気です。お母様方は、図書館を小劇場に早がわりさせてしまいます。今日も、忍者が現れ、手裏剣が飛びました。秋晴れのグランドへ遊びに飛び出した子が多い中、 150 人もの目が釘付けになっていました。

 

すばらしいチームワークとタレントが認められ、「お話を聞く会」は、 11 月6日、中京区のこどもみらい館で出前公演をすることになったそうです。おめでとうございます。詳しい日時は学校からあらためてお知らせいたします。