10月3日、6年生の修養会が行われました。
6年生は、卒業まであと半年となり中学受験を前にしたこの時期に、修養会に参加し、山の家の自然の中で自分と向き合うひとときをすごします。神様の恵みを感じ、自分をふり返りながら、この先どのように歩んでいけばよいのか考えます。

修養会のめあて

  • 一日沈黙を守り、祈りや黙想を通して自分自身の心を見つめる。
    (自らの夢や希望、不安や悩み、そして将来について考える。)
  • 与えられた時間・出会いを大切にし、神父様、先生や周りの友達の話に耳を傾け、対話する。
  • 祈り・黙想・対話によってもたらされた、自分の考えの変化を書き留める。そして、改めて今後の目標を見定める。

今年の修養会のテーマは「神の痛むほどの愛」です。6年生をご指導くださるのは、聖ヴィアトール修道会のウィリアム神父様です。
本校教員とともに、ノートルダム教育修道女会のシスター方も参加してくださり、子ども達と黙想の時をすごしてくださいました。

 

神父様はご自身の故郷である西アフリカの国、ブルキナファソのことを交えながらお話ししてくださいました。お話を聞いた後、沈黙のうちにふり返りを行いました。

 

 

 

 

グループごとに行った「分かち合い」の時間には、今日のお話を聞いて、感じたことや考えたことを発表しました。素直に自分の心と向き合い、正直な言葉で語り合います。

 

 

山の家から学校に戻り、最後に教員全員が参加して「みことばの祭儀」を行いました。明日のこと、将来のことを思い悩まなくても、神様に心を向ければ、神様は私達に必要なことを知っていて助けてくださると神父様はお話しくださいました。

 

代表の児童が今日一日をふり返って祈りをささげ、皆で共に祈りました。

 

 

神父様がひとりずつ按手(あんしゅ)し、祝福してくださいました。

 

 

祈りの式の最後に校長先生から、よく考え自分をふり返ったこの貴重な体験はいつの日か自分を支えてくれるとのメッセージが贈られました。

 

与えられた恵みに感謝して、謙虚に自分をふり返り友と分かち合ったことが、一人ひとりの心の糧となりますように。