校長ブログ 1月24日(金) “地の塩”“世の光” ―聖書のみことばを考える―
(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。
あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」(マタイによる福音5・13-16)
一人ひとり味のある存在です。
「地の塩になりなさい」と書かれていません。「地の塩です」と書かれています。私たちはすでに「地の塩」なのです。それに気づくことが大切なのではないでしょうか。
私たち一人ひとりが、ユニークな味のある存在なのです。それを気づかせてくださるのは勿論神様ですが、具体的事物や現象を通して、それを教えてくださっているように思えます。
まわりの人から価値づけられたり、認められたり、受け入れられたり、肯定されたりすることによって、私たちは自分の味に気づき、さらに味のある豊かな人間に成長していくのではないでしょうか。
登録日: 2020年1月24日 /
更新日: 2020年1月24日