7月6日は聖マリア・ゴレッティの記念日です。ノートルダム学院小学校創立まもない1957年(昭和32年)の1月13日に女子の理想像として、当時の東ロッカールームに飾られました。ちなみに男子の理想像としては同じ年の6月9日にドミニコ・サヴィオの大理石の像がイタリアから届いていました。
 マリア・ゴレッティはイタリアの貧しい農家に生まれ、家事をよく手伝い、信仰深く、だれに対しても親切で愛深い子どもとして成長しました。言い伝えによると、自分に暴力をふるった相手をゆるし、その回心を祈ったといわれています。加害者は獄中で回心し、30年の禁固刑に服し、重労働にも耐え、出獄後は修道院で、門衛として生涯罪の償いをしたと聖人伝には書かれています。
 マリア・ゴレッティは1950年に聖人の位に上げられました。