6月20日は創立者マザーテレジア ゲルハルディンガーの誕生日でした。

 

  "優しい人は静かに流れる川のようです。

  多くの貴重な品々をのせて流れをさかのぼり、無事に岸へと運びます。"

  (マザーテレジアのことば) 

 

 ドナウ川を上り下りする船を毎日見ながら、子ども時代を過ごされたマザーテレジアが体験的に語っておられるように思えます。

 マザーは、1797年6月20日に南ドイツのバイエルンのスタタムホフで生まれ、1833年にノートルダム修道女会を創立されました。マザーは"人が変われば、世界も変わり得る"との確信をもって、教育に関われました。12歳で助手として教えはじめ、15歳で教師の資格をとり、20年間学校で教えられたのです。
修道女会を創立された後、次々とヨーロッパ各国にノートルダム教育を広め、やがて1847年にはアメリカにまで渡り、ドイツ移民の教育に尽くされました。

 
1948年にアメリカより4人のシスターが来日し、この京都の地にノートルダム3校(小学校、中学・高校、大学)が設立されたのです。