ノートルダム学院小学校ではさまざまな体育的行事に力を入れています。 この時期はなんといってもスキー学習です。

1年生の日帰り学習に始まり、2年生の日帰り学習、3年生から1泊2日、4年生2泊3日、5年生3泊4日でスキー学習を完結。6年生は日帰りでこれまでの技術を存分に使って滑るという形です。

1年生、2年生は2クラスずつ学習を行い、80人の子どもに20名ものインストラクターの先生方がついて、スキー技術を教えて下さっています。私自身、贅沢だなーと思っていました。しかし、朝に靴をはいて、よたよたと平地を歩く練習をしていた子どもが、終わる頃には一生懸命バランスを崩しながらも滑れるようになっている姿を見ると、少人数制の良さを痛感します。ニコニコした子どもたちの表情がスキーの上達の楽しさを物語っているなとうれしく感じます。また、4年生のスキー学習では飛騨に行きましたが、現地のインストラクターの先生方に「地元の子どもよりうまい子が多い」と聞かされたので、技術的にも大きな成果を感じています。       

子どもが必死で取り組んでいる姿に、なんだかチャレンジする大切さというものを教えてもらっているようです。仕事があるから、忙しいからなど大人になるとどうしても理由をつけて避けがちになってしまうものを、 子どもたちは私に教えてくれているように思います。

体育部 中藪 大意樹