2年生の生活科の学習では、屋上庭園の畑で5つの野菜、オクラ・ナス・キュウリ・トマト・ズッキーニを育てました。そして、その野菜たちを自分たちが運営するお店で販売するという活動に取り組んでいます。

お客さんとなるのは、校内の先生方であり、本物のお金を使って売り買いをします。各クラスごとに「どうすればお客さんが野菜を買いたくなるか」について、意見を出し合って様々な準備をして、開店の日を迎えました。看板・チラシ・ポスター・iPadを駆使して作ったコマーシャル動画・衣装・飾り付け・おまけの折り紙など、たくさんの工夫がされてます。

一日1クラスずつお店を開店し、これまで4クラス中3クラスが開店し、最後のクラスのお店は7月13日に開かれます。他のクラスのお店を見に行って、児童が新たな工夫に気づくことも多くあります。どのクラスも、本物のお金を扱うという貴重な経験を積み、クラス全員で成し遂げた達成感を感じられたと思います。しかし、この学習は野菜を売って終わりではありません。「お店での売り上げ金をどう使うか」を新たなテーマとして活動が続きます。子どもたちは思考を働かせ、どのような活用法を考えるのでしょうか。

2年生副担任 吉本 連