6年生では算数のまとめ学習の1つとしてフラクタルについて学びました。

フラクタルとは,図形の一部が,全体と同じ形になっている自己相似の構造を持っている図形のことです。

そして,フラクタルの1種で,自己相似な無数の正三角形からなるシャルピンスキーのギャスケットの手描きを行いました。

初めに32cmの正三角形を描くところから始めましたが,これがなかなかうまくいかず四苦八苦していました。

ここで1度ずれると一番小さな1辺1cmの正三角形が大きくずれることになります。

1度のずれもないように丁寧に描くことを行いました。

その後,規則に従って正三角形を描いていきました。

正三角形を丁寧に描く児童や,平行を活用し,辺を描いていく児童,だんだんとずれていくのを修正させながら描いていく児童など,それぞれが工夫をしながら描いていきました。

効率的にかつ正確に描くには様々な図形の性質を理解している必要があります。

それぞれが持っている知識を活用し,作品を仕上げていきました。

6年算数担当 植村友紀