4年生社会の授業では、わたしたちの命とくらしをささえる「水」の授業を進めています。
先日は松ヶ崎浄水場に見学に行き、その次の授業では、こんな課題を出しました。
「ミネラルウォーター 水道水 泥水 この中で飲み水はどれでしょう・・・?」
もちろん日本で生活する子ども達にとっては、ミネラルウォーターも水道水も飲み水です。

 

では世界の国々ではどうなのでしょう?
中国やアメリカ、フランスやアフリカの国では、どれが飲み水なのか考えてもらいました。

実は水道水を「飲み水や料理」として使える国は世界でも少なく、日本の浄水システムは世界トップレベルと言われています。

アメリカや中国では、水道水を飲むことはできず、飲み水は買って飲む習慣があります。
水道水でうがいや料理を当たり前にしている子ども達にとっては「えー!?」「なんで!?」という反応でした。

ところで水不足に悩むアフリカの国々では、ミネラルウォーターどころか水道のインフラも整っていません。
「地表水」と呼ばれる、どろの混じった水を飲んでいる人がたくさんいます。

授業では、そんな世界の事実に触れながら、せめて豊かな日本に住むわたしたちは
節水の大切さに気付いていければ、と思いました。

4年生 社会科担当
一柳 丞