3月1日(水) たいくつなじっけん
4年生の理科の授業では“水のすがた”を学習しています。前回の授業では水を加熱し、沸騰の様子を観察しました。たくさんの泡が発生し、湯気がたちのぼります。実験を終えると水の量が減っていることから、水が蒸発したと考えられます。
今回の授業では水を冷やす実験をしました。5分経っても、10分経っても変化がおきません。すると
「なんか、たいくつだな」
こんな声が聞こえてきました。素晴らしいです。水の温度は、水分子の運動量によって決まります。温度を下げるということは、水分子がどんどん動かなくなるわけですから「たいくつ」で当然です。温度もずっと0℃のままで、水はなかなか凍らない。
「凍らせるのってむずかしいんだね」
ここまで感じる事ができれば十分です。むしろ、この実感こそが理科ではとても重要なものだと考えています。
4年理科担当 小家石 航
登録日: 2023年3月1日 /
更新日: 2023年3月1日