10月4日(火) 昔からある日本の情景
4年生は今日、山の家で「もち米の稲刈り」を行いました。
前回はうるち米の稲刈りをしているので、みんな慣れた手つきでざくざくっと稲を刈っていきました。
刈り取った稲穂を束ねて麻ひもで縛り、それを「稲木」に吊って乾燥させます。
そして後日足ふみ脱穀機で「脱穀」を行います。
日本の稲作はコンバインが全盛の時代ですが、手作業で稲を刈り、一束ずつもみを外していく工程を学ぶのも大事な体験だと考えています。
正午を前にして田んぼを見渡すと、まだまだ大量の稲が残っている!
朝からお天気もよく、へとへとで休憩している子どもたちもいる中で・・・
「4年生のみんな~!なんとかお昼前までに、全部の稲を刈り取るよー!
最後のひと仕事、がんばって~!」
と、声をあげると、みんな最後の踏ん張りを見せてくれました。
「はい!私はひもで結ぶ役をします!」
「ぼくは稲木まで持っていくのをがんばります!」
「先生!落ちている稲を拾ってたら、こんなに集まった~!」と、
残っていた稲もどんどん刈り終わり、稲木には大量の稲を干すことができました。
稲木に干された稲穂のある情景。
日本人の心象風景が、ひとつノートルダムの田に作られた一日になりました。
4年生担任
一柳 丞
登録日: 2022年10月4日 /
更新日: 2022年10月4日