学校長メッセージ

"未来を生きる力"

ノートルダム学院小学校
校長
原山 稔郎

 

 withコロナ。新しい生活様式に従っての学校生活が続いています。2年に及ぶコロナパンデミックの中,創立者マザーテレジア・ゲルハルディンガーの言葉「人が変われば 世界が変わる」を改めて心に留めています。
 楽しく学校に通える,友だちと仲良く一緒に勉強したり遊んだりできる。コロナ下において,これまで当たり前にできていたことが実は当たり前ではなかったことを痛感し,その中に感謝すべきものがたくさんあることに気づかされました。そして,大きなことを行うのではなく,地道な行動の積み重ねこそ世界を変えるために必要であることを,日々の学校生活の中で学んでほしいと願います。
 変化の激しい現代社会において,子どもたちが主体的に学び,どんなに社会が変わろうとも,たくましく生き抜く力を持ち,平和な社会に貢献できる人に成長してほしいと願っています。
 一人ひとりの児童はかけがえのない存在です。大切な人生の土台の時期,将来の成長につながる豊かな学びの6年間となりますよう、聖母マリアの生き方を手本とした教育活動に教職員一同,心と力を合わせて取り組みます。