すっかり本校伝統行事になった5年生遠泳合宿も、いよいよ今週末に実施となりました。
7月3日(土)、最後の遠泳特訓が行われました。
この日は朝から雨。しかも、時折、激しく降ります。その雨の中、特訓を実施しました。

先週土曜日にも特訓が行われましたので、5年生の子ども達の顔は、先週と比べて、幾分、自信がついているように見えます。山の家で自分で制作した命札を首からかけて、整列し、気合をいれて…いざ!

 

 この子ども達を支えるのは教員だけではありません。本校保護者サークルの一つ、体育サークルの保護者様、そして、卒業生たちです。
 かつて5年生だった頃、彼らは、先生に活を入れられながら特訓し、遠泳を経験しました。その卒業生たちの支援は、5年生にとっても、私たち教員にとっても大変心強く、嬉しいものです。数年前から、卒業生たちが遠泳の応援に来てくれるようになり、今ではすっかり定着しました。この卒業生たちも、ノートルダム学院小学校の宝の一つです。

 かつては、やんちゃして先生にこっぴどく叱られた子も、静かで大人しかった子も、いつもお手伝いしてくれた心優しい子も、すっかり立派な大学生や社会人になりました。卒業生たちが、5年生の横で泳ぎながら、「がんばれ!」「いいよ、いいよ、その調子!」などと、励ましの言葉をかけている姿を見ると、教員として感無量です。

 

 

本校のプールは縦25メートル横20メートル10コースの可動床プールです。この遠泳特訓時には、最深の155センチメートルで泳ぎます。

雨のせいか、熱気のためか、カメラのレンズも曇ります。無事に完泳したあと、子ども達も教員もプールに一礼して、特訓終了です。

この遠泳合宿で培われたものが、小学校生活だけでなく、卒業しても活かされると信じています。この応援に来てくれる、卒業生たちの熱い姿をみて、さらに確信致しました。

どうか、今年度の遠泳合宿も全員無事で、成功しますように。神様、どうか見守って下さい。

1年担任 田島 美穂