英語科からのお知らせ~児童英検・NDET・音のしりとり学習~
1)児童英検
本年度第1回の児童英検(日本英語検定協会主催)の受験について次の通りお知らせします。
*ブロンズ(2000円) 検定日時:6月23日(月)7時30分開始
*シルバー(2200円) 6月24日(火)7時30分開始
*ゴールド(2400円) 6月25日(水)7時30分開始
受験されるグレードの金額を封筒に入れ、表にお子様のクラス・名簿番号・氏名と受験するグレード名をお書きの上、6月4日(水)までに英語科へ提出して下さい。
なお、これに先立ってNDETパワー検定を6月16日からの週におこないます。パワー検定の受験をご希望の方は、 英語科に直接、電話(705-2623直通)またはメール(
ndenglish@notredame-e.ed.jp)でお申し込み下さい。こちらの締め切りも4日です。
2)2008年度第1回ノートルダム英語検定試験 ( NDET )
2008年度第1回ノートルダム英語検定試験 ( NDET )を次の通りおこないます。
*期日:7月7日~8月29日(受験者数によって9月にまたがります)
5・6年生は夏休みまでに受験できるように日程を組みます。
4年生以下は夏休み中(7月28日~8月5日。8月25~29日。日曜日を除く)の受験となります。
*実施検定試験:「単語検定」4~1級、「しりとり検定」3~1級、「慣用句・単語検定」。
*注意:
- すべて面接形式です。検定の方法や採点などは、教科書のP92・93をお読み下さい。旧教科書からの移行期間は昨年度で終了しましたので、単語検定は今回から改訂版の教科書にしたがっておこないます。単語検定には飛び級がありませんので、これまでに合格している場合は、その級のひとつ上のグレードを受験して下さい。
- また、慣用句・対話検定は単語検定3級以上の合格者しか受験できません。種類の異なる掛け持ち受験は可能です。
*受験申し込み方法と締切:
- 2年生以上は、英語教室まで「受験申込票」を取りに来て下さい。6月3日から受け付けます。そして必要事項をご記入の上、英語教室前の箱に6月11日(水)までに入れて下さい。
- 1年生は受験票付きのプリントをお配りします。
3)音のしりとり学習法について
ゴールデンウィークに東山区のホテル、ハイアット・リージェンシー京都で「京都流議定書」というイベントが催され、3日目の「教育」の部門で本校4年生児童が「音のしりとり学習法」の実践紹介をしました。
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「しりとり学習」は、これまで中学校や高校でおこなわれていた単語力アップのための学習法で、単語の最後の文字をつなげるというものですが、本校で行っているのは「音のしりとり学習」と呼ばれる、音で言葉をつなげるという音声指導法です。いわゆる「ジャパニーズイングリッシュ」に特有の「キャット」の「ト」や「ピッグ」の「グ」など、単語の末尾にそれぞれ / o / や / u / などの母音をくっつけて発音するのではなく、/ t / や / g / という英語の正しい子音で発音を終わることを第一目標とした練習メソッドです。しかし、人と人が言葉をつなぐという、しりとり本来の楽しいコミュニケーション活動にまで高めてほしいという願いももちろんありました。そして、現在の4年生は昨年度からこの練習を始め、ほとんどの子どもがひな形となるしりとりを覚えたので、昨年11月から英語で自由にしりとりができるようになりました。
ひな形ではなく、自分で思いついた言葉をつなげていくこの「自由しりとり」には次の4つのルールがあります。
1)1回のしりとりで2度同じ言葉は使えない。
2)10秒以内に言わなければならない。
3)ひな形のしりとりは連続で使ってもいいが、最高5つまでとする。
4)ng の文字で終わる言葉(例:king, swimming )や/ u: / (「ウー」)という音で終わる言葉を言うと負けとする。つまり、日本語のしりとりの「ん」で終わる言葉に当たります。
イベントではそのしりとりを披露したというわけです。
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ゴールデンウィークにもかかわらずイベントに参加してくれた7人は、練習でさらに語彙を増やして本番に臨みました。音のしりとりでは、 / t / と / n / という音で終わる言葉がよく使われるので、それで始まる単語を新たに覚えたり、次の人が言いやすいように、最後の音を考えて自分の言葉を選ぶ練習もしました。その結果、7人全員で言葉のバトン渡しを長く続けられました。また、アシスタントの米国人教師たちからも「発音がいい」というお墨付きをもらいましたが、これはその7人だけでなく、「音のしりとり学習」を重ねた児童全般に言えることです。
しりとりのあと、4年生有志のひとりひとりがインタビューを受けました。その中に「ゲーム感覚で練習して、発音が良くなる」という声がありましたが、それは、多くの子どもたちの感想を代弁していると思います。
子どもたちは、授業中、しりとりを長く続けることに躍起となります。昨年は、各クラスを席順で6つのグループに分けてどれだけ長く続けられるかと競ったところ、あるグループが44回の記録を作りました。これはまだ破られていませんが、4年生になってからは、気の合った子ども同士でグループを作ってしりとりに取り組んでいるので、44回を超える記録が生み出される日は近いかもしれません。
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