1年生が山の家で育てたサツマイモが給食の材料になり、全校でおいしくいただきました。

1年生が山の家の畑に植えたサツマイモの苗が立派に育ち、収穫の時を迎えました。11月の山の家学習は1,2年合同で行ったので、一緒に山の家に行った2年生のパートナーもいも掘りのお手伝いをしました。たくさん収穫できたので、給食室の先生と相談して、給食の材料にすることにしました。

 

11月の山の家学習は、パートナークラス同士が1,2年とも1クラスずつ一緒に出かけました。いも掘りのほかに、礼法(お茶会)、秋の葉っぱを使った絵の制作に取り組みました。1,2年パートナーが一日一緒にすごし、よりいっそう仲良くなりました。

 

立派に育ったサツマイモですが、1年生だけの力で育てたのではありません。低学年が種や苗を植えられるようにと、春には高学年が力を合わせて、草を抜き、耕し、良い土を運んで、畑を整備していました。

 


たくさんとれたサツマイモは、丸々と育っておいしそうです。「パンプキンポタージュスープ」と「和風豆腐の秋満載あんかけ」の材料にサツマイモが加えられることになりました。

 

サツマイモが加えられ、献立は「パンプキン&スイートポテト ポタージュスープ」に変更になりました。子ども達も山の家の収穫だと聞いて、いつも以上によく味わっていただいている様子です。「おいしい!」と口々に言いながらいただきました。

 
 

翌週の「和風豆腐の秋満載あんかけ」は、サツマイモが加わることで、よりいっそう秋を感じさせる献立になりました。

 

1年生は6年生のパートナーに、自分達が育てたサツマイモのことを話しながら一緒に給食をいただきました。収穫を手伝った2年生も、とてもうれしそうでした。

 
 


子ども達の収穫が給食に取り入れられた例はほかにもあります。6月には、2年生が山の家で育てたネギを全校でいただきました。献立は「野菜たっぷりみそ汁」と「冷やしうどん」でした。
自分達で育てた作物を自分達がいただく喜び、またほかの人達と分かち合っていただく喜びも一緒に味わうことができました。

 
 

自校で調理を行う本校ならではの給食のエピソードをご紹介しました。本校の食前の祈り「体の糧(かて)が心の糧となりますように」の言葉どおり、子ども達にとってよい経験になってほしいと願っています。