10月21日(日)、ノートルダム学院小学校では、58回目の学院祭バザーが開催されました。すばらしいお天気の下、子どもたちの歓声と笑顔、保護者の皆様の汗が輝くすばらしい1日になりました。

 学院祭バザーは、父母の会の主催です。ですから、私たち教職員はそれをサポートする立場でこの日のバザーを楽しんでいます。

 久しぶりに会う卒業生とは近況を知らせ合い、保護者の方々とは一緒に作業をする中で楽しくお話をし、在校生の子どもたちとは普段とちがう学校の雰囲気を楽しむ・・・学校が、学校でないような、特別な1日なのです。

 1年生の子どもたちはこう言います。「先生、なんでバザーって1年に1回しかないの?こんなに楽しいのに。」・・・そうですよね。こんなに楽しいバザーが、2回も3回もあったらいいのに。でも、父母の会の方々は、この日のために長い期間をかけて準備をしてくださっています。夏休みも学校に来られていました。この10月には、毎日のように廊下でお会いしました。学校のためにお忙しい中時間と心を割いてくださったことに、頭のさがる思いです。だから、私はこう答えます。「お父さん、お母さんが長い時間をかけて準備してくださってるから、2回も3回もできないんだよ。」「ふーん。」どこまで理解してくれたかわかりませんが、とにかく楽しそうなその笑顔は、父母の会の方々への最高の贈り物になっているはずです。

 

 こんなふうに学校や子どもたちのためにお力をくださる保護者の方がおられることを、誇りに思います。そして、いやな顔一つせずお仕事をしてくださる皆様に、感謝せずにはいられません。

 

 最後に・・・ノートルダム学院小学校は、アメリカのノートルダム校のバザーによるお金によって建てられた学校です。出会ったことのない外国の友だちが私たちの学校を作ったことは、ノートルダムの国際性の表れです。そして創立60周年を迎えようとしている私たちも、まだ出会っていない外国の友だちのために何か支援することができたらいいと思います。

 

 父母の会役員の皆様、特設委員の皆様、学院祭委員、準備委員の皆様をはじめ、すべての保護者の皆様、バザーの成功おめでとうございます。本当にありがとうございました。

 

1年担任  秋田 幸絵