10 月はノートルダムでは毎朝、子どもたちが自主的にNDホールに集まってマリア様にお祈りをささげています。

 私は今年はじめて、この朝のロザリオの祈りの先唱を宗教生活委員の子どもたちと共に行っているのですが、子どもたちの祈るその姿、その祈りの声に、毎朝心が洗われる気持ちになります。

このロザリオの祈りは、アヴェマリアの祈りをただ単に唱えるだけではなく「何のために祈るか、誰のためにいのるのか」ということを大切にしています。私は先唱者として「家族や友達のために祈りましょう。」と子どもたちに対して話すことが多いです。その理由は家族や友達が自分に対して抱く愛は、神様の愛と似ていると感じているからです。神様の愛を信じることは人の愛を信じることだと思います。

朝NDホールに入り、お祈りが始まる 30 分も前から待っている子どもたちから「おはようございます。」と声をかけられると、子どもたちが持っている心の豊かさから神の愛を感じます。

 

 

1年副担任 宗教 上林 護