昨日のブログは、「感動」がテーマでした。それについて、続けて書きます。

 今日は、全校朝礼があり、子ども達にお話をしました。 金環日食と、 東京スカイツリーという2日続きの感動を伝えたあと、私が語ったことをかいつまんで紹介します。

 「昨日は宇宙のつくった感動、今日は人間のつくったものの感動です。 こんなスケールの大きな感動、目で見て大きいというものへの感動が2日続くというのも めずらしいですね。   でも、感動というのは、でっかい感動が素晴らしいのでしょうか。 校長先生はそうは思いません。 毎日のあちこちに感動は生まれ、そして見られます。 先週の土曜日、幼稚園・保育園の子どもたちや保護者の方々がこの学校の様子を見に来られました。そして、保護者の方々に、アンケートをお願いしました。「ノートルダムはどんな学校でしたか」という質問に、こんな答えがいくつもありました。

 『廊下ですれ違った子どもたちが立ち止まって、しかもこちらの目を見てしっかりとあいさつをしてくださり、礼儀の正しさに感動しました』  先生方も褒められています。『とてもていねいなあいさつに感動しました。』これも、廊下を歩いていた先生が、いったん立ち止まって保護者に礼をしたということです。

  そ・し・て、

 『子ども達がそれぞれきちんとした態度で授業に取り組んでいる姿に感動しました』というのが、先生が一番、感動した声でした。 つまり、皆さん一人ひとりが授業に集中していたからこそ、感動的な姿に映ったのです。これはこの学校の 誇りです。ぜひ、これからも人に感動されることを学校生活の中で続けて行ってください。」