6月9日、名古屋の南山大学附属小学校の5年生のみなさん91名がご来校くださり、本校5年生児童との交流会を行いました。

南山大学附属小学校とは、2008年の開校に先立って何度か本校をご見学いただいたのがご縁で、学校どうしの交流が始まりました。同じカトリック校どうしという共通点もあります。

5年生の宿泊学習で京都に来られる際に、南山のみなさんがノートルダム学院小学校を訪ねてくださるという計画が、昨年度実現しました。今年もまた、限られた京都での日程の中の半日をさいて、南山のみなさんがご来校くださいました。

歓迎の式をNDホールで行いました。南山のみなさんが学校の紹介をしてくださり、お話を聞くなかで、カトリック校の学校生活に共通点があることもわかりました。

子ども達の活動は3つのグループに分かれて行いました。

「交流茶会」 礼法室でノートルダムの子ども達が南山のみなさんをお菓子とお茶でもてなし、歓迎の気持ちを表しました。

「難題クイズ」 両校の先生達が作った難問に子ども達が挑戦しました。京都にまつわるクイズ、南山についてのクイズや算数の文章題をはじめ各教科の問題にグループごとに協力して答えを考えました。

「スポーツ交流会」 ノートルダムではおなじみの“田んぼドッジボール”を楽しみました。田の字の形の4つの陣地に2つのボールが行きかって、汗だくの真剣勝負になりました。

また、活動の合間には、ノートルダムの子ども達が南山のみなさんに学校案内をしました。特に、聖堂で両校の子ども達がともに手を合わせて祈る姿が印象的でした。

楽しいひとときはあっという間にすぎ、お別れの式の時間になりました。南山のみなさんからはすばらしい歌声のプレゼントがありました。ラテン語の聖歌「ドナ ノービス パーチェム(平和をわれらに)」です。

ノートルダムの子ども達からは、「平和をもとめる祈り」のことばが書かれたカードにメッセージを添えてプレゼントしました。そして、両校で心をあわせて、「平和をもとめる祈り」をささげました。

これまで、聖母学院小学校とノートルダム学院小学校が毎月11日にともに「平和を求める祈り」をささげてきましたが、これからは南山大学附属小学校のみなさんも名古屋から心をあわせてともに祈ることになりました。

短い時間でしたが、思い出に残る良いひとときをともにすごすことができました。

南山大学附属小学校のみなさん、ご来校ありがとうございました。