先日来、国内外での台風や地震などによる被害のニュースを耳にすることが多いこの頃です。直接、被害をうけなかった私たちも、被害にあわれた方々に心を寄せ、祈り、自分にできる支援をしてくべきだと考えています。
 本校の掲げる宗教性と国際性の育成とは、こういった身近なまたは遠い国々でのニュースに気をとめ、関心をもつことからも始まると思うのです。
宗教性とはカトリック教信者になることではありませんし、国際性とは英語がわかることのみでもありません。二つに共通する、"違いを受け入れる・認める"ことは大変難しいことです。先日開催していた夏休み自由研究作品展や廊下掲示を見ても、各々違っていて、その違いや個性が集まると楽しく豊かな雰囲気になるのだと実感しました。
 ご家庭でもちょっと時間を見つけて、最近の世界のニュースや出来事を話題にしてはいかがでしょうか。子ども達は、私たち大人が驚くほど確かで柔軟な考えを持っているかもしれません。