毎年のように、ボランティアサークルのお母様方が箱詰めし、クリスマスに間に合うよう、恵まれない国々の子ども達へクリスマスプレゼントを発送する準備を整えてくださり、9月12日に無事、郵便局の方のお手伝いをいただき送ることができました。船便ですので、かなりの日数がかかることでしょう。
 世界のノートルダムのシスター方を通して、皆様が学校にお持ちくださいました品々が届けられます。皆様の善意が地球の裏側にも届くということはなんと美しいことでしょう。
 厳しい生活を余儀なくされている子ども達が、このような物品を受け取ることに何の意味があるのか、と言って何もしなかったらどうなるでしょう。何もしないより、せめて、大切な新品に祈りをこめてお送りすることは尊いことではないでしょうか。
 "自分は世界のだれからも顧みてもらえないみじめなさびしい存在だ、死んでしまったほうがましだ"と絶望している人達がいるでしょう。その人のところに、"あなたのことを心配していますよ。元気を出してください。祈っていますよ"という励ましのことばが、この品物を通して届いたなら、私たちは小さな平和の使者の役割を果たしていることになるのではないでしょうか。
 戦争や災害で家族や愛する人たちを亡くし、夢も希望もない貧しい生活を強いられている人々のために、何ができるかを問い続ける日々です。