英語科では,昨年に引き続き発表評価の研究に取り組んでいます。

学年に応じた発表内容と発表形態,またそれぞれに対応した発表評価ルーブリックを設定し,それに従って評価しています。11月10日に行った研究発表会では,4・5年生の発表活動を研究対象としました。

4年生...ペアでのやりとりをふくめた発表活動

5年生...4人を1グループとしたグループ発表

それぞれの学年と単元内容に応じた発表形態を設定しています。

 

児童が発表形態を理解した上で,どのような発表がよい発表なのか,どのような発表を目指すのかを考えさせます。そして,目標を加え,新たな発表評価ルーブリックを作ります。児童はそのルーブリックを意識しながら発表練習をし,よりよい発表を目指します。練習時には,練習相手の友だちに発表評価のポイントをもとにアドバイスしあうことができます。よかったね,という漠然とした感想ではなく,ルーブリックがあることで「しっかりと相手を見て話せていた」「ジェスチャーをたくさん使っていて分かりやすかった」など,具体的なアドバイスや感想を出し合うことができます。また,次はどんなところに気をつければいいのかが明確に分かります。

このように,発表評価ルーブリックを作成していくことで,子ども達がよりよい発表や,発表のポイントが具体的に分かるため,主体的によりよい発表を目指すことができます。教える立場にとっても,定められた評価ルーブリックをもとに子ども達の発表を項目ごとに評価でき,また発表練習方法や指導の改善点がより明確になります。

G4 Unit "This is My Day"
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Speech check points 
4年ペアワーク
Pair speech
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Speech challenge
 
G5 Unit "Peace Project"
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Speech Practice
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Speech Check Points
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Group Presentation
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Student's Speech Check Sheet

 

このように,自分の伝えたい内容を整理し,発音に気を付けながら英語で伝えることを大切に授業を進めています。さらに「相手意識」をもって,いかに相手にうまく思いを伝えるかを考えながら英語のやりとりや発表に取り組むことで子どもたちの英語運用力をのばしていきたいと考えています。

English Department

Machi Augustine
Ren Yoshimoto