酒井 煕さかい ひかる
第53回卒

スポーツ大会でがんばり抜く力が身についた

スポーツフェスティバル(運動会)、遠泳合宿、球技大会、大縄大会、マラソン大会、スキー合宿と、スポーツのイベントが多いのは、ノートルダム学院小学校の一番の特徴だと思います。どれもすごく楽しかったと記憶に残っていますね。チームで一丸となって合計点を競い合う。練習が厳しかったり、競技自体が辛かったりもするのですが、目標に向かってとことんがんばるということを教えてもらったのは、これらのスポーツを通してだったと思います。

委員会経験で、責任感を学んだ

5,6年生になると放送委員や給食委員などの委員会活動が始まります。僕は、体育委員をやりました。大繩大会の運営を担当したときに、2年生の子が「自分は大繩をうまく跳べなくて、みんなに迷惑がかかるから」と逃げ出したことがあるんです。みんなで一生懸命説得して、なんとかその子は出場できました。しかも、大繩もちゃんと跳べたんです。そのときは本当に嬉しかったし、委員をやってよかったと思いました。

年下の子の面倒を見ることを自然と学べた

ノートルダム学院小学校には、ASCという学童保育があります。僕の両親は共働きなので、1年生からお世話になりました。ASCのおかげで放課後寂しい思いをすることがなかったし、異年齢の友達がたくさんできました。たくさんの兄弟ができたような気持ちです。

上級生が下級生の面倒を見る、パートナー制度もあり、小さい子の世話をすることや、年下や年上の人とどう接したらいいのかを自然と学べたのはよかったと思います。とくに、小さい子と接する機会は日常生活であまりないので、ASCやパートナー制度は、貴重な経験になりました。

すごい経験をたくさんさせていただいたと、今になって実感

ノートルダム学院小学校のよいところはたくさんあって、一言ではとても言えませんが、「いろいろな体験ができる」ことが一番のいいところだと思います。さまざまなスポーツ大会や山の家学習もそうですが、一流ホテルのレストランでテーブルマナーを学んだり、一流の料亭の和食をいただきながら食礼を学んだり、著名な茶道の先生から礼法を学んだり。そのときはそれほどすごいことだと気づきませんでしたが、今振り返ると、本当に貴重で、ありがたい経験をさせていただいたなと思います。そんなことが当たり前にできる環境自体がとてもすばらしいと思います。