ノートルダムの国際協力と平和教育~「アフリカの叡智プロジェクト」~
8月 12・13の 両日、「 アフリカの叡智サミット」がおこなわれました。
これは 愛・地球博市民参加型プロジェクトのひとつで、本来アフリカの持つ豊かさをたくさんの人に知ってもらうのがねらいです。全国の小中学校から本校を含む 10 校が参加校として選ばれ、交流相手国が割り当てられました。本校の相手国はウガンダで、 6 年生が アフリカのガイダンス、ウガンダの少年兵の実情や民話朗読の学習を主催者から受けました。そして、学校代表として 愛・地球博 瀬戸会場でのサミットに出席した6年生の I さんが、月曜朝礼集会で全校児童にも学習のまとめを紹介してくれたのです。
Iさ んの発表はパワーポイントでビジュアルにまとめられたもので、アフリカの地理から入り、世界遺産、分断の歴史、そしてウガンダについてと続き、後半はアフリカの国旗やウガンダのことわざのクイズも織り込んだ大作です。サミットではほかの学校の代表や引率の先生方をうならせました。朝礼集会でも低学年の児童を飽きさせないすばらしい壇上の発表でした。本校の校章、 ND マスコット人形やアフリカの国旗などのイラスト素材は学校から借りたものの、合計 45 枚のスライドは全部 I さんが自分で作り、操作もひとりでおこないました。6年生は ディスカバリーの学習を卒業研究発表として全員がパワーポイントでまとめます。 Iさ んのプレゼンテーションは6年生にとってとてもよい見本になっただけでなく、5年生以下の子どもたちにも道しるべをつけてくれたと言えるでしょう。
<朝礼集会>
平和を求める祈り
を唱えた後、
アフリカの叡智プロジェクト
の発表を聞きました
このプロジェクトはサミットで幕を閉じたのではありません。ウガンダの小学校との交流はこれから始まるのです。手紙や写真のやりとりが E メールでおこなわれるかもしれません。ビデオ交流も考えられます。さらに、 オーストラリア、 韓国そして アメリカ、ネパールと ディスカバリーのコースが広がる中で、アフリカにもその道が開かれ直接の交流が実現する日が訪れるかもしれません。今の1・2年生が高学年になった時がとても楽しみです。
この日の朝礼集会では発表の後、自分たちにできる国際協力として「 インクカートリッジキャンペーン」の呼びかけが児童会からありました。 こちらをご覧ください。