10月5日、6年生は修養会を行いました。

6年生は修養会で、卒業まであと半年、中学受験を前にしたこの時期に、山の家の自然の中で自分と向き合うひとときをすごします。

修養会のめあて

  • 一日中、沈黙で自分を内省する。(よく祈り、自分の心を観る。)
    そして、神様の導きを知る。
  • 自然の中で、与えられた命・時・出会いを大切にする。
  • 神様から与えられた恵みを感謝する。そして、ほかの人を大切にする心を持つ。
  • 祈る時、神様がともにいてくださることを知る。

今年の修養会のテーマは「わたしたちの平和―キリスト」です。

修養会でご指導くださるのは、大船渡からお越しくださった森田神父様です。修道女会のシスター方も参加してくださり、子ども達と黙想の時をすごしてくださいました。

神父様は東日本大震災の被災地の様子を話され、子ども達も真剣にお話を聴きました。

神父様のお話の後、感想を書き留めます。

外に出て、自然の中にいることを感じながら、一言も話さずに、自分をふり返って思ったことをしおりに書きました。

午後も神父様のお話を聴きました。平和とは“戦争がない状態”というだけではなく、行動で人と人との絆をつくり出すことなのだとお話しくださいました。

グループごとに「分かち合い」を行います。今日感じたことを率直に話しました。

学校に戻り、「みことばの祭儀」を行いました。保護者の方々もご参加くださいました。
山の家で自らをふり返り、今後どのような自分でありたいと思ったのか、素直な言葉にして祈りました。

神父様からひとりずつ按手(あんしゅ)し、祝福していただきました。

与えられた恵みに感謝し、謙虚に自分をふり返り、友と分かち合ったことが、一人ひとりの心の糧となりますように。