ディスカバリーアメリカコースの3日目は、セントルイスのニューカテドラルとグラントファームを訪れました。夕方はプールとバーベキューで楽しみました。すべてのホストファミリーが集合し、親睦を深めました。現地からの報告です。

7月25日も朝は、クイーンオブピース小学校に集合しました。
セントルイス市内へ向かうバスの中で、ホストファミリーの息子さんが入っている少年野球を昨日見に行って、もらったというボールを見せてくれた子どもがいました。とても大事そうに持っていました。

 

ノートルダム学院小学校は60年前にセントルイスから来たシスター達によって建てられた学校です。ニューカテドラルを訪問し、セントルイスでのキリスト教の歴史、その大切さを学びます。

ニューカテドラルに着きました。まずは、入ってすぐのホールの天井のモザイク画をじっくりと見ました。
聖堂の内部に入ると、100メートルを越えるドームが頭上にそびえます。校長先生から、聖(セント)ルイスについて説明がありました。
祭壇中央の十字架の周りには、十二使徒のモザイク画と、色とりどりの支柱が立っています。クイーンオブピース小学校のダイアン先生が話してくださいました。「この柱は、色々な肌、様々な民族、人種を表していると思います。どんな人も、協力して、手を取り合って、世界を作っていかなければならないのです。」

 
 

次に訪れたのはグラントファームです。駐車場からさらにトラムに乗ってゲートに向かいます。
グラントは、アメリカ合衆国第18代大統領。南北戦争で将軍を務めた人物です。この地にその家が今も残っていて、それにちなんで名付けられました。

 
 

着いてすぐにお昼ご飯にしました。各自好きなものを選びます。アメリカでは何から何まで大きいです。飲み物もレギュラーサイズは普通サイズかと思いきや、日本の子ども達にとっては、びっくりサイズです。

 

ここでは、馬やヤギはもちろん、ゾウ、キツネ、ワシやクジャク、フラミンゴなど様々な動物が自然の中で飼われています。
少し見えにくいですが、後ろにいるのはオウムです。「檻もないのに、どうして飛んでいかないのでしょうか?」という看板も。一同、頭を抱えました。

 

動物たちのショーも見ました。「さあ、誰か手伝ってくれる人?」の問いかけに、一斉に手が挙がりました。もちろん、ノートルダムの子ども達も尻込みせずに、手を挙げています。

 

ヤギにミルクをあげるコーナーもありました。ヤギの吸う力の強さに、皆びっくりしています。

   

次に向かったのは、ゾウのパフォーマンス。「どれくらい高く鼻は上がるでしょう?」解答発表にため息が漏れます。司会の方のお話は、とても滑らかでした。子供たちも聞き取るのが大変だったようです。でも素晴らしいショーを楽しむことができました。

 

バスに乗り込むまでの少しの間、クライスデイルという馬も見ることができました。パレードなどで使われる、普通の馬の倍はあるような立派な馬です。

夕方には、近くにあるドーチェスター・スイミングクラブで泳いで、バーベキューを楽しみました。
ホストファミリーの方々がハンバーガー、サンドイッチ、色々な種類のサラダ、フルーツやケーキを持ち寄ってくださいました。日本からも何か持っていこう、ということで、おせんべいやコンペイトウ、八ツ橋などがノートルダムの子ども達からも持ち寄られ、日本のお菓子として紹介されました。ずいぶんうちとけて、自分がホームステイしているホストファミリー以外の人達ともおしゃべりしたり、遊んだりしています。

 
 
 

今回は、クイーンオブピース校だけでなく、隣町のサクラメント校からもホストファミリーとして、子供たちを受け入れてくださっています。ディスカバリーアメリカコースは様々な方々の支えで成り立っています。感謝いたします。