本校では、2016年5月から、教員全員と4年生4クラスの児童全員に、一人一台のタブレット(iPad)を持たせてさまざまな学習をしています。

本年度はパイロット期間として、学校からの貸与という形で児童にiPadを持たせました。
iPadでできることは多種多様です。

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・手元資料として写真や図を配布する・・・自分で自由に拡大したり書きこんだり、主体的に資料を活用することができる。

・写真を撮影して活用する・・・静止画を自分で撮って、それを紹介するだけで、本校の研究テーマである「対話」が始まります。IWB(大型テレビ)に映して(Apple TVを使用して、iPadの画面をテレビに投影)、クラスの人物やちょっとした日々の出来事の紹介ができます。

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・自分の活動の様子を動画で撮ってもらう・・・体育でよく使用しています。ボールの扱いや走り方など、友達に動画で撮ってもらい、それを自分で確認することで、客観的に反省することができ、それを次に生かすことができます。

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・・・その他のさまざまなアプリケーションを使ってプレゼン資料を作ったり、授業で活用したりしています。

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そういった4年生のタブレットを使った授業や学校生活の様子をはじめ、教育現場でのICT機器の活用事例やメディアリテラシーについて、保護者の皆様にお伝えする刊行物を作りました。

それがノートルダム次世代教育通信「EDEN」です。

EDEN 10月17日 第1号 (在校生向け情報へのリンクです)
EDEN 12月6日 第2号 (在校生向け情報へのリンクです)

タブレットは、来年度は4,5年生全員が個人持ちで授業や学校生活の様々な場面で活用していく予定です。
また、他の学年も各クラスに7~8台のiPadを割り当て、一層アクティブラーニングを進めていきます。

ノートルダムのICT教育は、時代の要請に合わせながら、新しい教育スタイルを実践していきたいと思っています。


メディアリテラシーとは・・・
たくさんの情報メディアを主体的に読み解き、必要な情報を取捨選択し、活用する能力のことを言います。
本校では、メディアリテラシー教育の入口として、LINEいじめ、ゲーム依存、悪ふざけの書き込みから、ワンクリック詐欺などの予防や対策といった観点から、児童の発達段階と実態にあった内容を学んでいます。iPadの使い方やアプリの使用方法も大事ですが、小学生がネット社会に触れることに対しての心構えやルールを知っておくことは非常に大切です。iPadの活用と並行して、メディアリテラシー教育をしっかりとした形で推進しています。

ノートルダム学院小学校 メディア教育 一柳 丞