ボランティアサークルのお母様方が福祉施設で行っておられる奉仕活動についてご紹介します。
お母様方が定期的に訪ねておられるのは社会福祉法人カトリック京都司教区カリタス会 総合福祉施設「のぞみの園」と地域福祉センター「希望の家」です。

「のぞみの園」を訪問すると天気の良い時は車いすを押して一緒にお散歩をします。梅雨時の6月に訪問した際には、和紙を持って行き、七夕のための短冊作りをお年寄りの方と一緒にしました。お年寄りの方々はこより作りがお上手で、お母様方は色々と教わったそうです。短冊や星の形の飾りをお母様方が切り、こよりをお年寄りの方々が作って、短冊ができあがりました。

 
 
 

七夕の日に訪問された際には、その短冊に願い事を書いて、笹につけたり壁に飾ったりしておられたそうです。その日にはちぎり絵を一緒にしてすごしました。

 
 

このように体験してこられたことを朝の校内テレビ放送で子ども達にも分かち合ってくださいました。お年寄りの方々のお手伝いに行き、元気をもらって帰って来られるとのことでした。

 

一方、「希望の家」では23軒の一人暮らしのお年寄り宅にお昼のお弁当を作って届ける仕事のお手伝いをボランティアサークルのお母様方が月に2回担当されています。週報での呼びかけに応えてボランティアサークル以外のお母様も参加されています。

大きなおなべで一度に大量のおかずを作るのは、家で家族の分の調理をするのと違って、慣れるまでは難しかったそうです。2時間半ほどかけて調理、配膳をし、その後はそれぞれの家にそのお弁当を届けます。食べ終わった後の容器を回収して、洗い物を済ませるまでがお仕事です。

 
 
 

お母様方は、料理の勉強になった、喜んでもらえることがうれしい、などの感想を聞かせてくださいました。また、こういうお手伝いがあるということを知って、一人でも多くの人に体験してほしいとお話しくださいました。