毎月1度子ども達が楽しみにしている手作りクッキーが学校で配られています。作ってくださっているのは、ボランティアサークルのお母様と週報での呼びかけに応じてクッキー作りをお手伝いくださるお母様方です。

本校は通学圏が広域であるため、帰り道にお腹がすかないようにとの配慮で、2年前から、毎月1,3,5年・2,4,6年の2回にわけて手作りおやつを作ってくださっています。3学年ずつの2回に分けても、1人に2枚ずつ配られるクッキーを作るためには、1回に1000枚必要です。大量のクッキーを焼くのは大変な作業ですが、毎月、栄養もあっておいしいクッキーを焼くためにお母様方が活躍してくださっています。

 
 
 
 
 

食文化を見直そうということで、栄養面も考え、形がふぞろいでも体に良いものをと、添加物の入った市販のものとは違う素朴な味わいのクッキーを手作りしてくださっています。アレルギーのことも考慮して卵抜きのものも作ってくださっています。(ラップに包んで区別されているのが卵抜きのクッキーです。)

 
 

心をこめて焼かれた手作りクッキーを子ども達は毎月心待ちにしています。各教室に届けに行く最中にも、「クッキーだ!」という歓声が聞こえてきて、子ども達が楽しみにしていることがお母様方にも伝わってくるそうです。子ども達は教室で配られたクッキーをおいしくいただきます。中には2枚のクッキーのうち1枚を弟妹やお母さんのためにと大切に持ち帰る子どももいます。

 
 

子ども達から届くお礼の手紙がクッキーを作ってくださるお母様方の励みになっています。

 

子ども達のために新しいメニューを考えようと、クッキーを配る日以外でも、お母様方はクッキーの試作をされています。バナナクッキー、チーズクッキー、コーンフレーク入りクッキー、ミニカップケーキの試作の後、試食をしながら、バナナやチーズの分量を変えた時の食感の違い、味の違いを真剣に話し合っておられる様子です。このように、時間や労力を惜しまず、おいしいおやつ作りのためにお母様方がご奉仕くださっています。