21日(日)は主イエス・キリストの復活を記念する大祝日です。

「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。」

 40日40夜断食をされた後、悪魔の誘惑を受けられた時、イエス・キリストが言われた言葉です。十字架上で最後に"わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか"との御言葉を残して亡くなられた後、3日目に復活なさいます。
 色とりどりの花が咲き始めるこの季節に、全世界のカトリック教会では、イエス・キリストが3日目によみがえられたこの日を記念しています。イースターエッグを作ったり、それを使った遊びをしたり、また食事でそれをいただいたりして復活祭を祝うことがあります。新しい命が生まれるシンボルとして用いられるのでしょう。またイースターカードにかわいいうさぎの絵がよく描かれていますが、春に赤ちゃん(新しい生命)をたくさん産むので、イースターのシンボルのようになっています。
 このように、一年中で最も大きな祝日として、私たちは復活祭をお祝いしているのです。