祈りに始まり祈りに終わる
ノートルダム学院小学校は、「徳と知」を建学の精神としています。
小学校の6年間は、人間の土台を作る重要な時期です。私たちは、大切なお子様をお預かりし、徳育(心の教育)と知育(知識や知恵の育成)の両面から、バランスのとれた人間を育てることを目指しています。
ノートルダム学院小学校では、「よく祈り、よく学び、持っている力をよく伸ばし、それをつかって人に奉仕しよう」を教育目標に掲げています。中でも大切にしているのは「祈り」です。ノートルダム学院小学校での一日は、祈りに始まり、祈りに終わります。
胸の前で十字の印を切り、手を合わせて静かに祈ることによって、人智を超えた偉大な存在を前に謙虚になる。心を落ち着け、自分は何者か、何のために生まれてきたのか、世の中のために何をするべきかに思いをはせる。そこに、祈りの大きな意味があります。
低学年のうちは、お祈りの意味をよく理解しないまま祈りを唱えている子もいるかもしれません。しかし、頭も心も柔らかい低学年のうちから祈りを習慣化することで、いつか血となり肉となり、その人その人の人間性を形作っていきます。
卒業後、何年経っても祈りの言葉を覚えている、祈ると心が落ち着く、社会人となって辛いこと、悲しいことがあると、学校のお聖堂(おみどう)で手を合わせてお祈りをしたくなるという卒業生は少なくありません。それぞれの心の中に、祈りが根付いているのです。
学校教育で大切なのは、学問だけではありません。目上の人を敬うこと、人の話をよく聞くこと、人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、人としての基礎基本をしっかり育てます。
このコンテンツに関連するキーワード
登録日: 2019年7月16日 /
更新日: 2019年9月1日