7月26日、ディスカバリーオーストラリアコースの一行はケアンズに到着後、仮眠を取り、午後からの熱帯雨林と動物探検のツアーに出かけました。

まず最初に連れていってもらったのは少し乾燥気味の場所で、大きな土のかたまりのようなものがありました。なんと、これは大きなアリ塚だそうです。

ロックワラビーの餌付けも体験することができました。ロックワラビーは岩場にいる小型のカンガルーのような有袋類です。小さくてかわいいワラビーに手から餌をあげるという貴重な経験に、子ども達も大喜びです。

次に世界最古といわれる熱帯雨林の中に入っていきました。木に登るカンガルーの仲間など、珍しい動物に会えるかも、とわくわくしながら注意深くあちこちを観察しました。
圧巻だったのは「カーテンフィグツリー」というイチジクの仲間で、ほかの木をしめ殺してしまうという植物です。“植物の殺し屋”と呼ばれ、まるでカーテンのようにぶらさがる根っこには驚きました。

雨の中カモノハシを一目みようと湖の支流へ出かけました。「カモノハシはハ虫類から哺乳類へ進化する途中で進化をやめちゃったんだよ」というガイドさんの言葉に子ども達は興味深々です。5秒から10秒しか水面に姿をみせてくれないカモノハシですが、逃がさずしっかりその瞬間をとらえて見ることができました。

夕食は森の中のキャンプ場でのオージービーフのBBQ(バーベキュー)です。ワニとカンガルーのお肉の試食にもチャレンジしました。

有袋類の動物、ポッサムも次々に現れて、とても楽しいディナータイムでした。

明日はいよいよホストファミリーと対面します。