7月23日、ディスカバリー五島列島・長崎コースは最終日の3日目を迎えました。

五島列島・長崎コースの3日目は、長崎ですごします。朝は起床後、散歩のひとときを持ちました。異国情緒のあるオランダ坂や水辺の森の公園を散策しました。後ろには稲佐山が見えています。

 

さわやかな朝の散歩の後、朝食をいただいて3日目の学習に出発しました。

 

1日目、2日目で訪れた五島の教会で日本に伝わったキリスト教の原点を学びました。また、2日目に訪れた大浦天主堂は殉教した26聖人にささげられた教会でした。
3日目は日本二十六聖人殉教地を訪れました。殉教した26人の像の前で手を合わせ、主の祈りを唱えました。命をかけてでも貫き通した信仰の深さを学びます。

 

次に訪れたのは、長崎原爆資料館です。子ども達は5年生の時、広島を訪れ、戦争や原爆について学習し、平和について考えました。多くの方が亡くなり、今もなお後遺症に苦しむ人がいることに思いをはせました。

 

原爆投下時、爆心地であった平和公園には石碑が立っています。その場所に立つと平和を願わずにはいられません。
平和公園には平和祈念像があります。額の印は仏教を左腕の布はキリスト教を表しているそうです。

 

昼食は長崎名物皿うどんをいただきました。

 

午後は、長崎市永井隆記念館と如己堂を見学しました。永井隆は自らも被爆し、医者として被爆者の治療、放射線の研究に生涯をささげたクリスチャンです。「己の如く人を愛せよ」という聖書の言葉が如己(にょこ)堂の由来だそうです。

 

東洋一の教会と言われる浦上天主堂です。この地域一帯はカトリック信者の町で、日曜日の朝は祈りを捧げにたくさんの人が集まるのだそうです。

 

3日目の最後は、カステラ作りの体験学習です。長崎の特産品のカステラ作りに挑戦しました。

 
 
 

 予定通りの学習を終えて、長崎空港へ向かいました。

伊丹空港からバスに乗り、京都駅に到着しました。閉校式を行い、多くのことを学べたこと、無事に帰って来られたことに感謝して家路につきました。