7月22日、ディスカバリー五島列島・長崎コースは2日目を迎えました。

ディスカバリー五島列島・長崎コースの2日目は福江島の島内観光をしてから、長崎に渡ります。

お世話になった福江島の宿の方にお礼のごあいさつをして2日目の学習に出発しました。子ども達は昨日はぐっすり寝て、体調も万全です。

最初に訪れたのは貝津教会です。ステンドグラスが美しい聖堂で、祈りをささげました。

 

大瀬崎灯台は東シナ海を望む断崖にあります。日露戦争の際、バルチック艦隊を発見した無線を受信したことでも有名だそうです。

 

井持浦教会では、葛島神父様がお話をしてくださいました。「本当に大切なものは何か」ということについて、具体例を用いていくつもの問いを投げかけてくださいました。でもその答えまではおっしゃいませんでした。子ども達は大切なものについて自分で考える機会をいただきました。

 
 

 井持浦教会にはルルドがあります。日本最初のルルドだそうです。ルルドの水をくませていただきました。

 

この後、10時55分、最も太陽が欠ける時刻に空を覆いつくしていた雲がにわかにとけ、93%欠けた細い太陽が顔をのぞかせました。ちょうど肉眼でも見えるほどかすみがかってちゃんと見ることができました。

福江島を後にして、ジェットフォイルという高速船に乗り、長崎港に着きました。

大浦天主堂は正式には「日本二十六聖殉教者天主堂」と言い、京都にもゆかりのある日本26聖人にささげられた教会です。秀吉のキリシタン禁教令により捕らえられ、殉教した26聖人に思いをはせます。

 

セミが元気に鳴く中、坂道を歩き、グラバー邸に到着しました。江戸時代、たくさんの西洋人が長崎を訪れ、造船や採炭、貿易、ビール製造など日本の近代化に貢献しました。そんな人々の屋敷が保存されています。港が一望できる景色も楽しみました。

 

無事にホテルに戻り、夕食後にはまとめ学習をする予定です。

 (18:00更新)