学校長メッセージ <2017年度>
学校長メッセージ <2017年度>
「オーストラリア」海外研修旅行 |
ノートルダム学院小学校 校長 |
2016年度からディスカバリーとしてではなく、海外研修旅行として、オーストラリアにいくことになりました。6年生だけでなく、4年生も5年生もこのオーストラリア海外研修旅行に参加することができます。私も子ども同様わくわくドキドキしながらの引率でした。
オーストラリア海外研修旅行は、ホームステイ中心に行われます。お世話になるケアンズのSFX(セントフランシスザビエル小学校)のご家庭にそれぞれ2名ずつお世話になり、1週間を過ごします。
子どもたちは、学校紹介として、「さるかに合戦」の英語劇を行いました。メンバーで放課後に練習した劇です。日本の民話で、練習をしながらセリフになった英語を覚えていきました。どのように動いたら良いのかを確認し、時間があれば、みんなで集まって練習する姿は、ほほえましかったです。
長旅を終えて、朝方に到着した子どもたちは、仮眠後、いよいよ研修旅行最初の英語を使っての買い物です。ランチを注文し、食事をします。すぐに注文し、食べ始める子もいれば、どぎまぎしてなかなか注文できない子もいます。
交流学習のほかに、キュランダ村(熱帯雨林にある町)で先住民(アボリジニーなど)の暮らしを勉強したり、フィッツロイ島へ行って、シュノーケリングの体験をしたりしました。
あっという間の1週間は、すぐに過ぎてしまいました。ケアンズでの1週間は、お天気にも恵まれ、順調に終えるかと思われました。あとは、飛行機に乗って日本に向かうだけというところまで良かったのですが、最後の最後に飛行機の離陸が4時間遅れて日本に帰ってきた海外研修旅行でした。
子どもたちは、英語で話すということにとらわれるのではなく、はっきり相手に言葉を伝えることができたり、自分のことだけでなく周りに気を遣ったり、と少しずつですが成長してきたなと感じることができた1週間でした。
2016年度後期「父母の会会報」171号掲載
(2017年3月15日発行)
登録日:2017年4月 7日/更新日:2017年9月27日