7月26日、ディスカバリー沖縄コースは2日目を迎えました。

ディスカバリー沖縄コースの2日目は、沖縄に残された戦跡を訪ね、「戦争と平和」について考えます。

最初に訪ねたのは対馬丸記念館です。対馬丸の悲劇について学びます。
1944年、学童疎開の子ども達を乗せていた対馬丸は魚雷攻撃を受けて撃沈されました。自分達と同じ世代の子ども達が犠牲になったこの事件を通して、戦争がどのような悲劇を引き起こすのかを考えました。

記念館横の慰霊碑で、手を合わせました。

次に旧海軍司令部壕を訪ねました。
戦争中の地下陣地だった場所が今も保存されています。この場所で亡くなった兵士達が大勢いたのです。

ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館でも実際に起こった悲惨な状況について学びました。亡くなっていった若いひめゆり学徒の方々に思いをはせて、祈りをささげました。

糸数壕は、アブチラガマともよばれている自然の洞窟で、戦時中には多くの人が逃げ込んでいました。真っ暗なガマの中に懐中電灯を持って進んでいきました。ここでも多くの命が失われたのです。壕を出る前に、全員の懐中電灯を消して、自分の足元すら見えない暗闇を体験しました。当時の人々はこのような闇と恐怖の中、この壕にいたのです。
壕を出たところにある石碑の前で、平和の大切さをかみしめて祈りました。

摩文仁の丘の平和の礎、県立平和祈念資料館を訪れました。


いかに多くの人々が亡くなったのかを知りました。ひとりひとりに名前があり、命があったということに思いをはせました。

摩文仁の丘でも多くの人が亡くなりました。
「沖縄で繰り広げられた過去の悲しい出来事を知り、平和な未来を考える」「戦跡を訪ね、沖縄の人々の思いに触れ、自ら考える学習をする」という沖縄コースの学習のめあてのとおり、多くのことを考えさせられました。

いったんホテルに帰り、牧志公設市場に食事に出かけました。
国際通りを散策し、予定通りホテルに戻りました。