7月30日、ディスカバリーアメリカコース4日目は、キャンプを出発して、セントルイスに向かいました。

はじめに、ノートルダム・マザー・ハウスに行きました。ここには日本にもいらしたシスターが住んでいらっしゃり、久しぶりにお会いすることができました。

聖堂でシスター達のために「めぐみあふれる」を歌いました。聖母マリアへの祈りの言葉に本校音楽教諭が作曲した歌で、シスター達がこの歌を聞かれるのは初めてのことでした。とても喜んでくださいました。

次に向かったのは、セントルイス・ゲートウェイ・アーチです。西部開拓時代にはセントルイスは西部への玄関(=ゲートウェイ)としての役割を果たしました。それを記念して建てられたモニュメントだそうです。

ゲートウェイ・アーチの地下には博物館があります。18世紀、19世紀の白人とアメリカ原住民の歴史や西部開拓の様子などを学びました。

博物館見学の後、192メートル(630フィート)あるというアーチにのぼりました。エレベーターで上がっていきます。

アーチの上は展望室になっています。床の下に約200メートルの何もない空間があると思うと、子ども達は「こわい」と口々に言っていました。

地下の博物館でどのようにしてアーチが造られたか、その建て方を学んだので、いっそう関心もわいたようです。とてもよい見学ができました。

この日最後の見学地は、セントルイス・ニューカテドラルです。東ローマ帝国のビザンツ様式(ビザンティン様式)の教会で、聖堂が上から見ると十字架の形になっていること、すばらしいモザイクで造られていることなどを学びました。
モザイクとはガラスや大理石などの石で、絵画や模様を描くことで、この聖堂のモザイクは世界一の4億個もの石でできているそうです。

中にはノートルダムのシスターを描いたモザイクもありました。ノートルダム学院小学校は60年余り前にセントルイスから来たシスター達によって建てられた学校です。ニューカテドラルでセントルイスでのキリスト教の歴史を学ぶことができ、ノートルダムのルーツにも思いをはせました。

中央祭壇の前で記念撮影をしました。

この後、クイーン オブ ピース・スクールを訪れました。いよいよホストファミリーとの出会いの時です。
歓迎会はクイーン オブ ピース・スクールのシャロン校長先生が進行してくださり、ホストファミリーが紹介されました。皆にこやかに握手して、対面を果たしました。

明日、明後日とホームステイを体験します。この2日間は終日、ホストファミリーとすごします。
次に全員が集合するのは、8月1日(日曜日)の朝のミサです。そこで一人ひとりが自己紹介をして、リコーダーの合奏をする予定です。またその様子をホームページでご紹介します。