学校長ブログ
2026年9月11日
「すべてのいのちを守るための月間」


2001年9月11日に起きた同時多発テロから、今年で25年を迎えます。あの日、突然奪われた数多くの尊い命と、その惨劇により残された深い傷は、四半世紀を経てもなお私たちの記憶に刻まれています。現在も、世界ではウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナ・ガザ地区などで争いが続き、多くの人々が苦難の中に置かれ、かけがえのない命が奪われています。
過去の惨禍を忘れず、困難の中にある人々へ心を寄せること、そして、争いのない世界になるよう願うだけでなく、実現させるためには、その思いを日々の生活の中で形にしていくことが、私たちにできる大切な歩みだと思います。
カトリック教会では、毎年9月1日から、アシジの聖フランシスコの記念日である10月4日までを「すべてのいのちを守るための月間」としています。
子どもたちと「すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」を唱えるたび、「自分に何ができるのだろう」と考えます。遠くの国々で苦しむ人々も、同じ地球に生きる大切な兄弟姉妹です。私たちが穏やかな日々を過ごせることに感謝しながら、彼らの痛みに心を寄せ続けたいと思います。
さらに、災害や環境問題も、私たちの暮らしと無関係ではありません。ごみを減らし、水や電気を大切にするなど、日常の中で実践できることがあります。
一人ひとりが自分に何ができるかを考え、小さな行動に移していく、その積み重ねが、平和と希望に満ちた未来を育む力になると思います。
校長 原山 稔郎