学校長ブログ
2026年6月22日
“Peace Project 沖縄” ②
初日の深い学びを胸に、子どもたちは2日目からも、沖縄でしか得られない体験へと歩みを進めました。
嘉手納基地を望む道の駅では、基地の大きさを目の当たりにして、子どもたちは、基地問題が今も続く課題であることを改めて実感していました。また、首里城や首里教会、美ら島自然学校などでの学びも、子どもたちの視野を広げました。

そして3日目のマングローブ観察では泥の匂いや風の音を感じ、カヌー体験を楽しみました。もとぶ元気村のコースではマリンスポーツと制作体験に分かれ、沖縄の豊かな海の恵みを全身で味わったり、沖縄の文化が感じられる作品を制作したりと、思い思いの時間を過ごしました。


選択した各コースの学習を終えた6年生は、全員で沖縄美ら海水族館を訪れた後、カトリック名護教会で神父様の司式による「平和を願う祈り」の集いの時間を持ちました。静かな聖堂に響く祈りの言葉、そして神父様のお話は、戦跡で感じた痛みや出会った人々の思いと重なり、子どもたちの心に深く届いたようです。この祈りの時間は、沖縄で学んだ歴史を自分の心の奥へと結びつけ、「これから自分はどう平和をつくっていくのか」という思いを静かに芽生えさせるひとときとなりました。また、教会の信徒の方々との分かち合いの時間もあり、子どもたちは戦時中の体験や平和への思いを直接伺うことができました。その言葉に真剣に耳を傾け、沖縄の歴史とともに今を生きる人々の思いに触れる貴重な機会となりました。

ここで得た経験を自分の言葉と行動に変え、平和を築く担い手として成長していくことを願っています。

校長 原山 稔郎