学校長ブログ

2025年12月5日

心にともすアドベントの灯

 昨日は、初雪が舞う寒い一日でした。小学校正門内のクリスマスツリーの点灯や隣接する女子大学のイルミネーションが、冬の訪れとクリスマスが近づいてくることを感じさせてくれます。
 カトリック教会では、クリスマスまでの4週間を「待降節(アドベント)」と呼び、イエス・キリストの誕生を待ち望みながら心の準備をする大切な期間としています。今年は11月30日から始まりました。学校でも、子どもたちがイエス様に喜ばれる良い行いを進んで実行し、毎日お捧げしています。アドベントリースのろうそくは日曜日ごとに1本ずつ灯されます。4本すべてが灯る頃には、クリスマスがいよいよ目前であると感じられます。

 また、12月8日は「無原罪の聖マリア」の祝日で、本校の創立記念日です。今年は創立71周年を迎えました。1954年の開校以来、歩んできた歴史と伝統は、多くの方々の支えによるものです。感謝の気持ちを忘れず、次世代へと引き継いでいきたいと思います。
 慌ただしい師走の中でも、ろうそくのように周囲を照らす優しさを忘れず、喜びのうちにクリスマスを迎えたいものです。

校長 原山 稔郎

School Days 一覧へ戻る