2001年9月11日、世界を震撼させた同時多発テロが発生し、多くの尊い命が奪われました。悲しみ、怒り、恐怖、そして混乱が世界を駆け巡り、あれから24年が経ちました。私たちは世界平和を願い、祈りや行動を通してその思いを示してきましたが、残念ながら今もなお、ウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナ ガザ地区をはじめ、対立が続く地域があります。
カトリック教会では、今年4月に帰天された教皇フランシスコが、ローマ教皇として2度目の来日をされた翌年の2020年以来、9月1日から10月4日(アシジの聖フランシスコの記念日)までを「すべてのいのちを守るための月間」と定めています。
最近、子どもたちと共に「すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」を唱えるたびに、自分に何ができたのかと問い、無力さや情けなさを感じることもあります。それでも、未来を生きる子どもたちのために、大人は決して諦めてはいけないと強く思い、子どもたちの笑顔があふれる世界となるよう、これからも祈り続けていきたいと思います。

詳細はカトリック中央協議会のサイトをご覧ください。

2025年すべてのいのちを守るための月間
https://www.cbcj.catholic.jp/2025/08/21/33874/
すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り
https://www.cbcj.catholic.jp/2020/05/12/20751/

校長 原山 稔郎