「雑草」って?最近の子どもたちは、「雑草」が分かる生活をしているのだろうか。三十数年前。「本校は月1回『山の家』に行って自然環境の中で学ぶ学習をしています」と、説明をされたとき、田舎育ちの私は「月1回の自然学習がそんなにすごいのか。」と思っていた。また次に「そうか。みんな家や別荘に庭があるから月1回の学習でいいのか」と思った。ところが時代が変わり機械化が進み、教師も保護者も子どもも多忙になっていった。こういう時代だからこそ改めて月1回ペースの山の家学習は貴重な時間だなと思う。先日稲刈りをした。昔ながらの方法で鎌を使って作業をする。刈り取った稲は束にしてひもでくくる。「雑草がたくさんまじっているので束にするときに雑草をのけてください。」地元の農家の方や先生方の指示がある。どれが雑草がわからずとまどっている様子の子どももいて、ふと思った。最先端の教育も昔ながらの教育も、ノートルダム学院小学校の教育。