7月5日、ディスカバリー五島列島・長崎コースは最終日の3日目を迎えました。

全員元気に朝を迎えました。朝食をいただき、お世話になった宿の方へあいさつをして出発しました。

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市電に乗って長崎駅へ向かいました。

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日本二十六聖人殉教地を訪ねます。京都から長崎へ向かった二十六聖人に思いをはせ、皆で祈りました。
二十六聖人記念館でキリスト教伝来、迫害の歴史を学びました。

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原爆資料館、平和公園を訪れました。原爆資料館で長崎の原爆について学びました。5年生の時に広島で学んだことをさらに深めます。

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爆心地、平和祈念像をめぐりました。平和祈念像のポーズには意味があり、上に指した右手は原爆の脅威、左手は平和を示し、軽く閉じたまぶたは戦争犠牲者の冥福を祈っているのだそうです。

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昼食は、長崎名物ちゃんぽんをいただきました。

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午後は、自身も被爆し、病気を患いながらも医師として治療にあたったり執筆活動を行ったりしていた、永井隆博士の家「如己堂」を訪れました。カトリック信者でもあった永井博士の生涯について学びました。

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浦上天主堂では、原爆当時の被害について学びました。浦上の信者と神父様との出会いの話など中濱神父様がお話してくださいました。
実は、長崎出身でこの近くの長崎南山高校卒業生の先生の取り計らいで、特別に被爆のマリアさまの聖堂に入れていただき、そこでお話をうかがい、お祈りをすることができました。

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先生は子ども達に浦上天主堂を案内するために、この日の朝、二十六聖人殉教地からサプライズ参加してくださり、ここまで一緒にまわってくださったのです。レプリカではない本物の被爆のマリアさまと対面し、子ども達は平和への思いを新たにしました。貴重な機会をくださった先生、ありがとうございました。

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(被爆マリア小聖堂にて 特別に許可を得て撮影しました)

最後は長崎名物のカステラ作りです。ご指導のもと、卵を割るところから、空気を抜きながら混ぜるところまで体験しました。

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子ども達のカステラは焼いて、後日送ってくださいます。

すべての学習を終えて、長崎空港へ向かいます。お世話になったバスの方々にあいさつをしてお別れしました。

 

長崎の歴史、キリスト教、平和――天候による変更はありましたが、多くのことを学んだ3日間でした。