7月3日、ディスカバリー五島列島・長崎コースが出発しました。


ディスカバリー五島列島・長崎コースのねらい
 ~キリシタンの島(五島)・長崎のキリスト教の原点をたずねて~

  1. 五島列島の人々とキリスト教との出会いを知り、現在まで信仰を守り継いだ歴史を学ぶ。 ―1549年フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸。1566年五島列島(福江島)にアルメイダとロレンソが上陸し、キリスト教を伝えた。
  2. 五島列島の自然と、島での生活習慣を体験する喜びを肌で感じる。
  3. 長崎とキリスト教との関わりや、原爆について学び、平和についての考えを深める。

京都駅の集合時刻は早朝5:15でしたが、元気に全員がそろいました。出発式を行い、旅の安全を祈ります。九州方面の大雨で困っている方々に思いをはせました。

バスで伊丹空港へ向けて出発し、予定通り1時間弱で到着しました。

伊丹空港から福岡空港を経由してプロペラ機で五島福江空港に無事到着しました。

福江島では島内の教会を巡礼します。まずは、堂崎天主堂を訪ねました。堂崎天主堂は、五島で一番古い教会です。現在はキリシタン資料館として活用されています。隠れキリシタンや彼らが受けた迫害についてお話をうかがい、熱心にメモをとって見学しました。

 

昼食は五島名物の五島うどんも出ました。おいしくいただいた後、商店街を散策して、おみやげを買いました。

午後は、水ノ浦教会を見学しました。修道院もある大規模な教会ですが、木造建築なのだそうです。教会の中でお祈りを捧げました。

教会の裏にある十字架の道行きを進むと、昔の牢屋あとがあり、五島出身の聖人、ヨハネ五島の像がありました。子ども達も十字架の道行きを歩きました。 

 

最後に訪れたのは三井楽岳(みいらくたけ)教会です。貝殻を材料に作られたモザイクの壁が特徴です。美しいステンドグラスもありました。迫害された人々に思いを寄せ、皆で祈りを捧げました。

 

本日の学習を終えて宿に着きました。お世話になる宿の方に挨拶をしました。

残念ながら、大雨のため、海での魚釣り体験は中止になりました。
その後、雨が落ち着いたため、海まで散歩に出掛けました。

 

宿でおいしい食事をいただいて、長旅の疲れをいやしています。

夜は学習会を開いて、今日学んだことをしおりに書きとめました。

学習会の最後はお祈りで締めくくりました。